天災等による被害を受けている地域への復興支援を、個人的にサポートしたいと考えている人は少なくありません。
その支援をする方法は様々です。
ボランティア活動で直接被災地などを訪れることも可能ですが、ボランティア活動として何をするのか、何ができるのか目的意識を明確にして行動することが望ましいです。
というのも、ボランティア活動に出かけて、何をしたらいいのかわからない、何ができるわけでもないといった人に来られても、被災地側が迷惑してしまうからです。
そのため、具体的にどんな行動ができるのか、どのように困っている人をサポートしたいのかを明確にして出かけたほうがいいでしょう。
目次
復興物資を送る際の注意点
被災地への支援はボランティア活動だけではありません。
復興物資や義援金などの募金活動を行う選択肢もあります。
ただし復興物資の場合、洋服の場合は新品あるいはそれに準ずる物を送ること、相手がもらって困るようなものを送らないことが必要です。
相手側がどんなものを必要としているのか、情報を確認してから物資を送ったほうがいいでしょう。
相手のサポートをしたいと考える気持ちは正しいですが、何でも送ればいいというわけではありません。
相手が希望する物を送ってこそ、気持ちの伝わる復興支援です。
災害を受けて傷ついている相手にストレスを与えないようなものを送ることが、支援には必要となります。
日本ユニセフなど信頼できる団体で募金すること
最もポピュラーなのは義援金などの募金活動ですが、支援する団体は慎重に選んでください。
信頼できる団体かどうか確認してから寄付をすることが必要です。
寄付を受け付けているところは様々ですが、税制優遇措置を考えているのであれば、日本ユニセフなど特定の団体のみの寄付が対象となっていることを知ってください。
任意団体や通常のNPO法人、一般財団法人などは対象外です。
そのため、事前に税制優遇措置を考えているなら、特定の団体を探して寄付をしたほうがいいでしょう。
また、寄付をするときには、1回きりの寄付をするのか、継続的に行うのかも決めてください。
毎月一定金額を支援するタイプのサポートは多いです。
しかし、自分自身の経済的な状況に応じてやり方を選んだほうがいいでしょう。
毎月ある程度の余裕があり、義援金を継続的に提供できるのであれば、支援団体にその旨を伝えて実行することが社会貢献につながります。
継続して寄付を行いたい場合は口座振替やクレジットカードを利用する
対して、1回きりのサポートであれば特に伝える必要はありません。
支払い方法に関しては、支援団体によっては指定する金融機関が存在している場合もあります。
しかし、多くの団体の場合どこからでも振り込むことが可能です。
継続して寄付を行いたい場合は口座振替やクレジットカードを利用しましょう。
手数料を支払わずにスピーディーに社会貢献できます。
なお、デビットカードの場合は受け付けている団体と受け付けていない団体があるため、注意してください。
必ずしもすべての団体で受け付けているわけではないため、事前に振込方法として利用可能かどうかチェックしましょう。
現金以外の義援金受付を行うところも増えてきました。
団体によっては仮装通貨での支援や、ポイントでの支援を可能としているところもあります。
ポイントを使って寄付を行うのも選択肢の一つ
ショッピングサイトで利用できるポイントが余っているときにはポイントを使って寄付を行うのも選択肢の一つです。
電子マネーを使った支援を可能としているところも増えてきましたので、電子マネーを使ってスピーディーに支払いたい人、電子マネーを作ったはいいけど使わずにいる人は試してください。
現金以外であれば、不用品を支援団体に預けて換金してもらい、そのお金を義援金として寄付することができるところもあります。
必ずしもすべての団体が現金の身ではないため、自分にできる選択肢を選び、最良の支援方法を選ぶことが必要です。
募金以外の支援方法として挙げられているのは、被災した地域などで働く企業の物を優先的に購入する方法といえます。
被災した地域で働く中小企業や個人経営の店舗で買い物をすることによって、地域の復興支援を間接的にサポートする形となることが多いです。
オンラインショッピングを通じて支援を行う
被災地で作られた農作物をはじめとして、加工品や菓子など様々な分野の物がオンラインショッピングなどで手に入ることが増えてきました。
そのため、オンラインショッピングを通じて支援を行うことによって、被災地の企業をサポートすることができます。
寄付という形に抵抗を持つ人であっても、支援のために企業の商品を購入することは抵抗がないといえます。
また、必要なものを購入することで、無駄遣いにもなりません。
ただし、被災している地域ではすぐに送ることは無理である可能性が高いため、なるべく時間がかかってもいいと思っている物だけを買うようにしましょう。
まとめ
特に注意したいのは手作りのアイテムです。
1つ1つ違ったデザインになることも多いため、オンライン上にアップされている写真のものが欲しいと思っていても、違うものが届くことも考えられます。
写真はあくまでも一例であり、届く商品とは異なることを理解して買い物をすることを忘れないでください。