スキンケアを行うときに、まず一番最初につけるのが化粧水です。
役割としては、肌を保湿してキメを整える働きをしています。
洗顔は肌の汚れだけではなく、肌に必要なうるおい成分や油分も落としてしまいます。
つまり、洗顔後の肌は必要な成分がないため不安定な状態です。
そこに化粧水を使うことで必要な水分と保湿成分を補うことによって、肌にうるおいを与えて美容液なども浸透しやすい状態に整えることができます。
肌を保湿する成分は基本的に低分子で浸透力を高めていたり、高分子で表面にとどまって水分の蒸発を防ぐなどの効果があります。
このような成分をバランスよく配合することによって、肌になじみやすく浸透しやすいようになっています。
自分の肌質に合ったものを使うこと
ただし、問題なのがこの有効成分を効果的に使えるかどうかです。
乾燥や肌荒れ、ニキビ、シミにそばかすと肌トラブルは人によって異なります。
肌悩みに合わせて有効成分の入っている化粧水を選ぶことによって改善につながります。
肌が乾燥しがちな場合には、保湿成分が含まれているものを選んでいきます。
出典:http://afuro-megami-skincare.com/skincare/5274/
代表的な保湿成分としては、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、セラミドなどが挙げられます。
保湿成分を肌に補給することによって、乾燥や肌荒れなどを解消できます。
ニキビが気になる時には、皮脂が多い可能性があるためオイルフリーやオイルカットされているものを選ぶことがオススメです。
油分が少ないものやカットされているものを使うことによって、テカリやベタつきの対策にもなります。
ニキビ対策の場合には化粧水だけではなく、乳液や洗顔料などを含めてシリーズとして商品展開されていることが多いため、それらを合わせて使うのも効果的です。
シミ対策には美白成分配合がおすすめ
シミやそばかすが気になる場合には、美白成分が配合されているものが良いとされています。
代表的な美白成分としては、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなどが挙げられます。
これらの成分をパッケージなどでチェックをしてから選んでいくことが、肌トラブルの改善になります。
効果的なスキンケア用品は様々なものがありますが、効率よく肌トラブルを改善するためにはスキンケアだけを行うのではなく日常的にケアをしていくことも重要です。
乾燥がきになる時には加湿器を使ったり、マスクを着用する、十分な睡眠をとって栄養バランスの良い食事をする、入浴の仕方を気をつけることなどが有効となります。
日常生活から氣を配ることで化粧水はより高い効果を発揮します。