年を取ってからも健康的な生活を続けていくためには、歯が重要です。

歯が抜けて本数が減ると食べ物を細かく咀嚼できなくなるため、大きなサイズのまま飲み込みます。

飲み込まれた食べ物のサイズが大きいと、胃の中で消化しきれません。

そのため胃腸に負担がかかりやすく、さまざまな病気の原因になります。

また歯は健康的な生活をおくるためだけではなく、見た目にも大きな影響を及ぼします。

抜けていたり黄ばんでいたり、綺麗に整っていないと初対面の相手に良い第一印象を与えることができません。

口元は人の第一印象を決める際に大きなポイントになりますから、汚いと思われたらマイナスの印象から関係が始まります。

高齢になってからならさほど気にならないかもしれませんが、学生や20代なら今後の人生を大きく左右する事になりかねません。

第一印象が悪いとビジネスの現場でも信頼関係を築くまで時間がかかりますし、恋愛にも影響は及ぶでしょう。

第一印象がマイナスの状態から恋愛を始めるのは非常に厳しいものがあるので、人生を左右してしまうわけです。

体の健康を守るため、人生をより良いものにしていくためには、子どもの頃から歯のケアをしていかなければいけません。

歯のケアといって多くの人がイメージするのは、毎日の歯磨きでしょう。

少なくとも朝と夜の2回は、歯磨きをしている人も多いはずです。

しかし自分でする歯磨きというのは、病気を予防するのに効果的かと言われれば疑問です。

まず病気から守るためには1日2回では足りず、物を食べたら必ずしなければいけません。

つまり毎食後には必ず歯を磨く必要があるので、1日3回は必須です。

さらに歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨いただけでは、細かい食べかすまで綺麗に落とすことができません。

どれだけ時間をかけて丁寧に磨いていても、正しい方法で歯磨きはしなければ食べかすは残り続けます。

残った食べかすが虫歯の原因になりますから、歯磨きは正しい方法を学んで行わなければいけません。

歯のケアをするなら、通いたいのは歯医者の予防歯科です。

予防歯科では虫歯を未然に防ぐための治療をしていて、たとえば正しい歯磨きの方法を教えてくれます。

子どもの頃から正しい歯磨きの方法を教えてもらって続けていれば、効果的なケアができるようになります。

予防歯科では歯の状態をチェックしてくれるので、虫歯ができるときも早期に見つけることが可能です。

早めに見つけて対処すれば、激しい痛みになる前に治療できるでしょう。

その他にも歯磨きでは落とせないプラークなどを落としてくれるので、定期的に通っていれば虫歯になる可能性は減ります。

歯医者は苦手な人が多くあまり行きたくないかもしれませんが、いつまでも歯を守り続けるためには絶対に通っておくべきです。

歯医者には虫歯を治療する一般の科目や予防歯科の他に、見た目を整える審美歯科もあります。

審美歯科では歯並びの矯正や白くするホワイトニングなどの治療をしており、気になる口元を美しく整えることができます。

歯並びの矯正は、大人になると難しく子どものうちにしておくべきだと思われがちです。

そのため大人になってから治すのは諦めてしまいがちですが、歯列矯正に年齢は関係ありません。

大学生や社会人でも歯並びの矯正をしている人は多くいるので、口元が気になっているなら歯医者に行ってみると良いでしょう。

昔は歯並びを整えるために存在感のある矯正器具を使う必要がありましたが、現在では新しい方法が次々と登場しています。

透明な矯正器具や歯の裏側に取り付けるタイプなど、目立ちにくいものも多数登場してて一目見ただけではわかりません。

大人になってからの歯列矯正では、器具が目立つのが嫌な人も多いでしょう。

しかし現在では目立たない方法もあるので、歯科医と相談しながら最適な器具を選ぶことができます。

歯医者は、一昔前まで痛い治療に嫌な音がする器具、暗い院内などネガティブなイメージが強くありました。

こうしたネガティブなイメージが強いので、不安や恐怖があり行きたくないと思う人が多くいました。

しかし最近の歯医者は痛みを感じにくい治療をしたり、嫌な音が発生しない器具を導入したりしています。

またガラス張りなど院内を明るく開放感のある雰囲気にして、待っている間の恐怖感もありません。

その他にもキッズルームを設けて子どもも安心して通えるようにしているので、嫌がるお子さんを連れて行くのも昔に比べたら楽でしょう。

嫌がって治療を受けるのを後回しにしたり予防を怠ったりすると、病気はさらに進行し症状も酷くなるばかりです。

現在は恐怖感を感じやすく行きやすい工夫がされているので、歯の健康を守り見た目も美しくしたいならこまめに通うようにしてください。

定期的に歯科医による高度なケアを受け続けていれば、歯をいつまでも守り続けることができて、年を取ってからも入れ歯が必要ない生活をおくることができます。

歯医者 今福鶴見