難関大学に合格するための勉強法
難関大学に合格するためには、現役にしても、一浪してしまうことになっても、高校三年の夏までに、学校の教科書レベルの勉強は基礎に穴が一つもないぐらい完璧であることが、最低の条件だろう。
高校三年の夏までに基礎編はしっかり身に着けておこう。
秋からはその基礎を土台にして少しずつ難しい勉強に挑戦していけるように、成績を伸ばしていけるように準備しておかなければならない。
高校での勉強の仕方としては、高校一年の間に、英語にしても数学にしても基本レベルの出来上がりがもう一つと感じた場合は、中学レベルのどこかにまだ引っかかりがあることもあるので時間があれば一通りやり直してみることもお薦めである。
そしてあれやこれやと多くの問題集に手を伸ばすことなく、一教科2,3冊に絞り、何度も繰り返し、徹底的にやることを進める。
大学受験の勉強は、高校受験の八倍という人もいるので勉強量も相当なものである。
それだけに多くの問題集をやっても定着しなければ、時間を無駄に過ごすだけになる。
基礎編の勉強に関しては、数冊の問題集を繰り返しやり、覚えることが力をつける早道のように思う。
ただ良い問題集に出会うことが条件だが、良いものが見つけられない場合は、市販のやりやすそうなものからやってみるのも良いと思うし、学校から与えられたものでも良いと思う。
あくまでも自分で勉強することが大切
大学に合格するためには、自分でやるより、高校受験のように塾にすべてを委ねようと思う人もいるだろうが、そのような他力本願な考えでは大学受験はうまくいかない。
ましてや難関校を志望しているならなおさらだ。
自分からどんどん進んで頑張る気持ちがないと成功はしない。
大学受験の予備校などは高校受験の塾と違って、基礎的な勉強まで責任を持って見てはくれていない。
テキストもそこまで親切に作られているようには感じない。
予備校は基礎がきちんと出来上がっている人が、受験のための仕上げの勉強をするところのように思える。
一浪すれば、予備校に行けば、力がついて難関大学に合格できるだろうと甘く考えている人も多いが、やはり基礎が出来上がっていない人はなかなか伸びないように感じる。
もちろん仕上げだけの勉強だけでも運よく受かってしまう人もいるのも事実だが。
難関大学受験は高校受験のように内申点もないし、実力のみである。
精神的にもしっかりしていないと中々合格は望めない。
厳しいようだが難関大学は、きちんと自分を見つめ、自分でカリキュラムを組み、黙々と頑張っていける人のみが合格していけるように思える。