ネットでいろいろな口コミがささやかれ、最近ひそかに注目を集めているリマーユ。
評価を見ていると、美髪効果があるとか抜け毛防止効果があるとか言われています。
しかし、これらの評価を鵜呑みにしてはいけません。

シャンプーの善し悪しを決めるのは成分です。
では、リマーユにはいったいどのような成分が含まれているのでしょうか。
特筆すべき成分をピックアップしてご紹介します。

※内容は一部「口コミで人気のリマーユを使ってみました。洗い心地は?」というブログを参考にさせていただいております

■馬油
リマーユは、馬油を使っています。
その名のとおり、馬からとれる油のことなんです。
世の中にはいろいろな油がありますが、その中でもどうして馬油を使うのでしょうか。

馬油というのは、馬のたてがみや基部・皮下脂肪などからとれる油です。
馬油は高い浸透性を誇っていて、髪に潤いを与えてくれます。
しかも使用してから即効で髪が潤うのです。

さらに馬油には不飽和脂肪酸という人の細胞膜を作るための必須材料となる成分が大量に含まれているので、人の頭皮に合っていると言えます。
さらに、この不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の配合されている割合が、人の皮脂のそれと酷似しているため、人の肌にとてもよく馴染むんです。
リマーユが馬油を使っているのは、人に合った成分でできていて、髪や頭皮を守ってくれる膜を作られやすくするからなんですね。

■シリコン系成分
リマーユにはシリコン系の成分が含まれています。
ノンシリコンシャンプーがもてはやされ、シリコン入りシャンプーが悪者のように語られることが多いですが、そんなに悪いものではないんですよ。
リマーユに含まれているシリコン系成分は、アミノプロピルジメチコンというものです。
毒性が全く無いに等しい、安全なシリコンなんですよ。
ただ、「皮膚の表面を覆ってしまって皮膚の呼吸の邪魔をしたりする」というイメージがありますよね。

確かに頭皮や頭髪を覆ってしまうものなのです。
ただ、そのコーティングの仕方が独特で、べた塗りというわけではなく、格子状にコーティングするんですよ。
だから皮膚の呼吸に悪影響を及ぼすということはありません。

口にガムテープを貼られたら呼吸ができないですよね。
でも、そこにわずかな隙間があれば問題なく呼吸ができます。
ザルなコーティングなわけです。
ただ、コーティングによる効果はしっかりと発揮してくれるので、実はシリコン=悪いという方程式は間違っていると言えますね。
アミノプロピルジメチコンは、髪のまとまりを良くしてくれる効果がありますよ。

■まとめ
リマーユは馬油が使われているシリコン配合シャンプーです。
人の肌に合った成分でしっかりと髪の毛をコーティングし、髪のまとまりをよくしてくれる女性の強い見方というわけですね。
ただ、効果には個人差がありますから、成分を見ても過大な期待はしないほうが良いでしょう。